prologue

遠い昔、とある地に「オルガ」と呼ばれた王国があったという。

 

かつてその国を支配していた王「イロム」は

統治した当初は心優しく、人々に慕われる存在であった

 

しかし、王は突然狂い始めた

 

王は身勝手な政治を行うようになり、反対する国民全員を弾圧、殺していった

 

あの優しい王はどこへ行ったのだろう

 

国民は困惑しながらも、変わり果てた王に怯えることを余儀なくされた

 

 

 

そんな国の小さな町に一人の青年と少女がいた

 

青年の名はシヴァ

生まれて10日で言葉を話せたらしく、一部の人々から「神の子」と呼ばれる存在。
幼いころに鼻についてしまった傷を絆創膏で隠しているらしい。

 

そして少女の名はフェリス

シヴァと同じ日に生まれる。生まれた時の体重までもシヴァと一緒だったという。
心優しく、地に生えた雑草も踏むことを拒む。

 

これは、そんな二人が紡ぐ運命の話である。